ドリップコーヒーの器具 ケトル(やかん)について
「ドリップコーヒー入れるのにケトル(やかん)しか持ってないけど、ポットじゃなきゃダメですか?」
ドリップコーヒーを入れ始めたばかりの初心者の方から、良くこういうことを聞かれます。
結論から言うと、「目指すコーヒーによる」というのが僕の答えです。
なぜなら、まだ手元にある器具で取りあえずコーヒーを楽しもうと思った初心者の方が、いきなり、
「ケトルなんてとんでもない!口細ポットは器具として絶対に必要です!」
なんて言われると、ちょっと楽しさが半減しますよね
僕も最初そうでしたが、「とりあえず何でもいいから入れてみたい!」という気持ちが初心者の頃は大事だと思います。
ただ、経験から言わせてもらえば・・・
- 「今よりもおいしいコーヒーを入れたい」
- 「おいしいコーヒーを入れやすい環境にしたい」
- 「今後もコーヒーの技術を磨いて行きたい」
ということであれば、口細ポットの購入は超・おススメです。
正直、自分のコーヒーの腕前が数段上がったような錯覚まで起こさせてくれます(笑)
ケトル(やかん)だと、どうしてもお湯の微調整が難しいんですよね。
でも、口細ポットだと驚くほどカンタンになるのです。
あと、カッコいいというのも正直あります(笑)
じゃあ、ケトルはまったく使えないのかというと、そんなことはありません。
実は、僕も使っています。
「え?マジで?」って思われましたか?
そう、マジなんです。
実は、僕がコーヒーを入れる時のケトルの使い方はズバリ!「お湯を沸かす時」です。
な〜んだ!と思われたかも知れませんが、これは初心者の頃は意外と見落としがちなことなんですよ。
要するに、おいしいドリップコーヒーを入れる時の器具としてケトルと口細ポットは、セットで使うと良いわけです。
ケトルで沸かした瞬間のお湯の温度はとても高いです。
だから、それをそのまま使わずに常温の「口細ポット」に移します。
すると、温度がグンと下がりますから、少し待てばコーヒーに最適なお湯の温度が作れるわけです。
直接、口細ポットでお湯を沸かすと、これがけっこう面倒くさいです。
かなりな時間を要しますし、お湯の温度の感覚もつかみづらいでしょう。
なので、ケトルは口細ポットとセットで使うと、とても便利ですよ。
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