コーヒー豆を計量する計量スプーンについて
あなたは、コーヒー豆を計量する時に、何を使って測りますか?
たぶん多くの方は、計量スプーンを使っていらっしゃることでしょう。
計量カップと言う場合もありますよね。
あと、計量スプーンやカップがないからと、普通の大さじなどで計量する方も結構多いと思います。
ところで、コーヒー豆を計量スプーンで測る時、「豆を挽いた状態の粉を測るのか、豆の状態で測るのか」ちょっと迷うところではありますよね?
結論から言えば、「豆の状態」で測った方が良いです。
なぜなら、おいしいコーヒーを入れるためには、コーヒー豆はその都度挽くということが、絶対に必要だからです。
粉末状態のコーヒー豆を計量スプーンで測るということは、すでに挽いた状態になってるということですからね。
なので、まずはコーヒー豆は「豆の状態」で計量すると覚えておきましょう。
あ、ただしコーヒーミルを購入するつもりがないという場合は、その限りではありません。
コーヒー豆の計量スプーンはメーカーによって様々
コーヒー豆を測る計量スプーンは、メーカーによって大きさがまったく違います。
たとえば、20年ほど前に僕が使っていた計量スプーンは、グラム数にして、13gほどの大きさでした。(逆三角形のやつ)
ちなみに、僕が使っているコーヒー豆で測った場合のことで、他のコーヒー豆だとこれは変わりますので、誤解のないように。
その後に使った計量スプーンは、もう少し大きめが良かったので、20gくらい入るタイプでした。(円柱タイプ)
このように、メーカーによって仕様がまったくちがうので「計量スプーン一杯分」という言葉は、とてもあやふやなのだと覚えておいてください。
それを考慮せずに、「計量スプーン1杯でコーヒー1杯分です」という無責任なことを書いている人がいらっしゃいますが、これはいただけません。
計量スプーンの正しい使い方は、この後に書いていますので、ご覧ください。
計量スプーンによるコーヒー豆の正しい測り方
コーヒー豆を計量スプーンで測る場合、かなりアバウトな測り方の人が多いと思います。
もちろん、「毎回違った濃さのコーヒーができるのが楽しい」という方の場合は、アバウトで大いに結構だと思います。
ただし、少なくとも常においしいコーヒーをコンスタントに入れたい方や、コーヒー抽出の練習中の方は、キチンと測った方が良いです。
毎回のコーヒーの味が「豆の量」によって変化すると、コーヒーテイスティングの判断基準が曖昧になりますからね。
基準となるコーヒー豆の量は、常に一定が良いわけです。
おススメの計量の方法は、まずは自分が持っている計量スプーンが「一杯何グラム」かをキチンと把握することです。
そのためにも、すりきり一杯のコーヒー豆を「ハカリ」にかけて何グラムか確認して置きましょう。
そして、それを元に毎回の計量スプーンの測り方の目安を決めるわけですね。
慣れてくると、計量スプーンを一つ持てば、コーヒー豆のグラム数まで一瞬で分かるようになりますよ。
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